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静かなヒーロー達

三千人近い人々の命が失われた9月11日の混沌の中、アメリカ各地から駆けつけた300匹とも500匹とも言われるレスキュー犬達が、そのハンドラーの方々と共に生存者を求めてグラウンドゼロの捜索に携わりました。
301-911rescue dog

そのレスキュー犬のうち、10年後の今日、生存が確認されているのはわずか12匹のみだそうですが、そんな彼らが“Retrieved”という写真集の中で追悼されています。

粉塵やアスベスト、ヒ素や金属片等が舞い上がる中、危険な現場でレスキュー活動を行った1万人を超える警察や消防の皆様、そして彼らを支えた忠実な救助犬達。

亡くなった方々のご冥福をお祈りすると共に、沢山のファーストレスポンダーの方々、そして犬達に改めて感謝の意を込めて、彼らの画像を転載させて頂きました。

(画像は9/11のSAR犬(Search and Rescue Dog)を特集した沢山のサイト様からお借りしました。ラストに纏めてリンクを貼らせて頂きます。)

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タグ : 911レスキュー救助犬

2011/09/11 22:40 | 動物・環境COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

南カリフォルニアへ行こう~砂漠編

引き続き南カリフォルニアへの旅をお届け中ですが、今回は「砂漠」の公園へ。

『アンザボレゴ州立砂漠公園』(Anza-Borrego Desert State Park)っていうのが砂漠公園の正式名称ですv
anza borrego desert

ただ、日本語で「砂漠」っていうと、行けども行けども砂の海みたいな、こういう感じ↓を想像しませんか?
Namibia_Desert

それに比べると、カリフォルニアの「砂漠」は「荒野」というか、「荒地」って訳した方が良いような気がします^^

anza borrego desert1
果てしなく広がる荒野↑に見えて、実はサボテンを始めとする色んなプラントや様々な生命が息づく、とてもユニークな生態系の存在する場所…。

以下、画像が多くて重いかもなので折りたたみます^^


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タグ : アンザボレゴ州立砂漠公園カリフォルニア砂漠

2010/05/15 08:05 | 動物・環境COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

動物には家が必要

今回はとても気になった記事のご紹介からです。

犬猫肥えれば家計が痩ける

管理人のtotさんは、相方のlowさんと一緒に犬猫の保護を積極的に行っておられる、「マイノリティな動物保護カップル」さん♪

お二人の出会いとか、lowさんのバックグラウンドもとっても素敵なんですけど、それはtotさんのブログを読んで頂くとして、今回私がびっくりして、ここにも書かせて頂こうと思ったのが、あまりにも厳しい日本の「犬猫里親募集」の里親の条件。

*結婚をしている事(同棲カップルや独身者の放棄が多い為)
*独身男性はNG(独身男性による虐待事件が起きた為)
*留守が少ない事(要介護・要治療の子もいるので)

「結婚しており、小さいお子さんのいない、留守は(一日)2時間以内のご家庭」

というのを、里親の条件に挙げている団体さんもあるんだとか…。

( ̄□ ̄;)

うわあ…;

もちろん何にでも「理想の条件」っていうのはあるでしょうけど、そんな「完璧な引き取り手」を探すゆとりがあるほど、日本では里親が必要な動物の数が少ないのか???

と思ったら、

「この季節、1つの保健所につき毎週30匹もの仔猫たちが処分されていく。
年老いて棄てられ、寿命をまっとう出来なく主人を探しながら殺される子達も多い。」

だったらこの条件はないでしょうっ!!!(泣)

こういった条件を設けておられる方は決して悪意でそうしてるんじゃなくて、なるたけ「素晴らしい家庭」に動物達を引き取って貰いたいという気持ちでいらっしゃるんでしょうけど、その結果、本当なら生き延びるチャンスがあった仔達が「処分」されてしまっているのかもしれないと思うと、あまりにもやり切れませんっ;

アメリカでは…っていう書き方はあんまりしたくないんですけど、まあアメリカの場合は、こういう里親のスクリーニング(ふるい落し?選別?)の仕方はまずしません。

セクシュアリティに関わらず、独身者を差別するような規則を設けたらまず間違いなく訴えられますし、そもそも里親が必要な動物(犬猫だけじゃなく、ウサギやオウム、お猿さんにハムスター、ギニーピッグと、思いつくだけで色んな動物達)が、一つのシェルターで常に100匹以上引き取り手を待っている現状を考えたら、単に「結婚していない」なんていう理由で、せっかくの里親候補を断る余裕はないのです。

私が知ってる独身男性の中にも、動物を引き取って可愛がっている人が沢山います。

もちろん同性のカップルさんの中にも動物好きな方は多いですし、シェルターでボランティアをなさってる方もいらっしゃいますv

留守が少ないって言われても…。

共働きのご夫婦なら独身の人と変わらないですよね?

介護が必要な仔の場合は仕方がないかもしれないけど、そうでなければ昼間は一人でお留守番してる仔は普通にいる。

お家に居る間ちゃんと可愛がって上げれば、それで結構元気に待っててくれるものです。シェルターのケージの中で一日中小さくなっているよりどれだけ良いか…。

でも私のように8時間労働で残業拒否(汗)な人ならともかく、日本の場合は飲み会等のお付き合いもあるし、お仕事の拘束時間が長いためにこういう条件も含まれるのでしょうか?

ワンちゃんの場合は、ドッグウォーカー(昼間留守の飼い主の代わりに犬を散歩させてくれる人)も見つからないのかもしれないですけど…。

うーん…( ̄へ ̄;)


私が家の仔(猫♀)を引き取ったシェルターの場合、里親の条件は18歳以上であること、100ドル近い費用を払えることのみでした。(経費にはこれ以上引き取り手のない仔が増えないための避妊・去勢手術、狂犬病の予防注射その他が含まれます。)

ただパッと行ってサッと猫を選んで帰る、というわけでは決してなく、必ずシェルターのボランティアの方と一緒に、引き取りたい仔と面接を行います。

週末で混み合う時は、面接室(ガラス張りの4畳くらいの部屋)が開くまで数時間待たされることも;

このプロセスが、つまりはスクリーニングなんだろうなって思います。

単に「独身」だとか、法律上「結婚」してないとかいう条件じゃなく、その人と話して、その人が面接に来た動物にどう対応するかを見て、里親として相応しいかどうか、その仔と上手くやっていけそうかどうかを決める。

私達の場合はこのお見合いが上手くいったので(^▽^)無事に親仔になれましたvv

日本でもお見合いの場は設けられているみたいなのに、厳しい条件に合わない人はお見合いもさせて貰えないみたい…。

それじゃ、助かるはずの仔も助からないことにっ!><;

確かにせっかく引き取った動物を虐待してしまう人も居ます。

餌を上げたりお医者さんに連れて行ったり、といった最低限の世話すら出来なくなった、アルコールやドラッグの依存症の方や、生活保護を受けている方からペットを取り上げる、という辛いボランティア活動をしてる友達も…。

でもそうでない限り、誰にだって動物を飼うチャンスは与えられるべき!

そして動物達にもより多くのチャンスを!!


ボトムライン、っていう言い方をします。ここだけは譲れない一番大事なポイントっていうような意味。

何のための里親制度なのか?

一匹でも多くの動物達を救って上げるためなら、条件は最低限でいいはず!


腐女子さんの中にも動物好きな方が沢山いらっしゃいますけど、どう思われます?

一人で暴走してますけど(汗)、もし宜しかったら皆様のご意見もお聞かせ下さい(_)

それとカタカナ多用ですみません;

里親を斡旋してくれる日本の団体さんについては、totさんがきちんと説明して下さっているので、まずtotさんのブログからお読み下さいねv(←常に他力本願;

Humane-Society-logo

愛を上げて、愛を受け取ろう。
あなたの親友を今日、引き取って上げて…。
「動物保護団体、ヒューメインソサエティのロゴより」

タグ : ペット里親犬猫

2010/05/01 08:01 | 動物・環境COMMENT(13)TRACKBACK(0)  TOP

40回目のアースディ☆

今日は今年で40回目になるアースディでしたv

(こちら↓は途中、見るのが辛い画像がありますので、お食事中の方はご覧にならない方がいいかも;)


アースディは元々、企業による公害と環境破壊に対する抗議から始まったそうです。40年前の4月22日には、約2千の大学、1万の小中高を含む2千万人がアメリカ全国でアースディのイベントに参加して、地域のゴミを集めたり、自転車通勤をしたりしたそう。

今は逆に企業とマスコミがタイアップして、アースディ用のグッズを売ったり、かなり商業化されているわけですが…。
Absolut-global-cooling
(画像はこちらの記事から。)

リサイクリングを呼びかける企業が売ってるペットボトル入りのドリンクが環境破壊の原因だったり、企業がプロモートするアースディには確かに疑問もあります。森林伐採(deforestation)もファーストフード業界を中心とする企業が行っていること。

もっともっと色んなことを変えていかないと危うい地球環境。企業側のキャンペーンだけに踊らされず、なるべく自分で考えて出来ることから変えていきたいと思いますv

endangered animals collage

タグ : アースディ

2010/04/22 21:56 | 動物・環境COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

食べる環境破壊

こういうブログにこういうことを書くのもどうかと思ったんですけど(汗)、一応書いておくことにしました。

きっかけは、休暇中にお友達から聞いた “In Defense of Food”というご本ですv
Defense_of_food_cover

2008年にNY Timesのベストセラーリストで6週間1位をキープしたノンフィクションで、作者のマイケル・ポーランは、UCバークレーのジャーナリズムの教授。

英語で本を一冊丸ごと読むのが面倒なので(汗)、つべに載ってるこの方のインタビューを幾つか見てみました。(←英語がお分かりの方、ぜひどうぞ!

お時間のある方だけ、以下、食べ物についてのお話にお付き合い下さい。ただしお食事中、またはこれからお食事という方は、止めといた方がいいかもです(汗)。


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タグ : ビーガンvegan環境破壊アマゾン熱帯雨林

2010/01/24 21:13 | 動物・環境COMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

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