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趣味に走る

今回も萌えブログにあるまじき記事になってしまいました(汗)

趣味に走るというか、今書いてる長編の中のお話と繋がるというか、なんかそのような感じで…。

UTSの一部で祥平が敬吾の誕生日に歌ってあげてる曲、Guns N’ RosesのSweet Child O’ Mine。確か2、3年くらい前にGen Xが選ぶ名曲の第3位に選ばれてました。



ラブソングなのにベタベタした甘さがなくて、逆に緊張感のある、悲しいくらいにハードなメロディ。

この曲について書いてるうちに懐かしくなって、つべをウロウロしてたら、これ↓を見つけてしまったのです。Guns N’ Rosesのボーカル、アクセル・ローズのライブでのスピーチ。



すみません、見づらくて!

英語じゃ分かんないと思って一生懸命字幕を付けてみたのですけれど、全てただのソフトを使用したために、こんなになってしまいましたっ;;

英語の分かる方には、こちら↓の方が良いかも。

http://www.youtube.com/watch?v=zYYfl3RtCns

というか、これだけじゃ何のことか分からないですよね?

ローリングストーンっていう雑誌のインタビューの内容について話してるんですけど、その雑誌のインタビューがこちら。

http://www.rollingstone.com/artists/axlrose/articles/story/15808548/axl_rose_the_rolling_stone_interview

バンドのメンバーのことについて聞かれたりした後、最後にアクセルが自分の子供の頃の話をしてます。(7ページ)

彼、実の父親に2歳の時にレイプされてるんですね…。そしてその直後、母親が父親にひどい目に遭わされるのを目の前で見てしまった。

その全てを忘れてしまうことで生き延びてきたけど、女には暴力を振るうものだっていう刷り込みがされてしまった、って言ってます。セックスは力であり、セックスは人を無力にするって。

その父親と別れた母親は別の相手と結婚しますけど、アクセルにとっては養父にあたるその男は、アクセルの妹をその後20年間、性的に虐待し、アクセルに暴力を振るってきた。

母親は全てを知っていて何もしなかった。殴られた後、彼を抱いて慰めることはしても、結局彼女は養父を選んで、自分の子供達を助けなかった。

インタビューの最後にアクセルが、今はとにかく自分のために戦っているところだって言ってます。そのために全てを話して公にしたって。

1992年当時、こういうことを公にする人は少なかったと思います。だからこのつべを見て、その後でこのインタビューを読んでびっくりしました。

びっくりしたのは、これと同じような話を聞いた覚えがあるから。

大人になってから自分の過去に向き合って、何とかそれを克服しようとする人は、まず親に事実を認めてもらおうとします。でも親はそれを否定して更に子供を傷つける。

親と何とか和解が出来る人もいれば、親を否定することでやり直すしかない場合も。

「彼女の笑顔は俺に子供の頃を思い出させる。全てが明るい青空のように澄んでいた頃を。時々彼女を見ていると、特別な場所に運ばれてしまうんだ。あんまり長く彼女を見つめていると、俺はきっと泣き崩れてしまうんだろう。」

Sweet Child O’ Mine

当時付き合っていたアクセルの最初の奥さんのことを歌った名曲。愛情と裏腹に存在する不安な想い。

「彼女の瞳は雨なんて降りそうにもない、真っ青な空のよう。俺はそこに苦しみの欠片も見たくないんだ。彼女の髪は俺に温かくて安全な場所を思い出させる。雷や雨が静かに過ぎ去ってくれるように、子供の頃に隠れて祈った場所を。」

Where do we go
Where do we go now?

「俺達どこへ行くんだろう?これから俺達どこへ行くんだろう?」

この別れた奥様について、アクセルがインタビューの中で言ってます。

「俺達の中の子供同士は親友だった。でも現実の俺達は傷つけ合って、お互いに酷いことをした。」

虐待を受けた子供の精神の成長は、虐待の起こった年齢で止まってしまう、そう言われています。そして大人になった時、人との関係を築くことが出来ずに苦しむことになる。

すみません、上手く言いたいことが書けませんっ(涙)

ずっと好きだった曲は、こんな苦しみから生まれたんだと思って、そう思って聞くと改めて感動したので…。

1992年当時の観客は、ステージでアクセルがFワードを使うたびに、ワーワー騒いで盛り上がってます。彼が何を伝えようとしているのか、理解してる人がいたかどうか…。

今はもう2008年。

泣いている子供を見捨てる大人が一人もいませんように。

追記: 字幕の編集が出来なくてヘンテコな直訳のまま載せてしまいました。英語のトランスクライブと訳を「翻訳小説」のコーナーに載せてみましたので、もし宜しかったらチェックしてみて下さい。少しはマシな訳かと;;

(暗い章になってしまったのに、拍手パチパチ押して頂いてありがとうございました!メール頂いた方にはメールでお返事させて頂きます。以下はコメントのお返事(反転)

5/11にコメント頂いた方へ。
猫とインコ、可愛いですよねv
「好き」なんて言って頂いてとっても嬉しいですっ(≧▽≦)
出来ましたらこれからも宜しくお願い致します!


5/12にコメント頂いたB様へ
「筋がきちんと」って言って頂けてホッとしました。
医学的にはどうか分からないんですけど、周りにこういう人が多いので、確かに実話も混じってます。
そういうことを日記に書こうと思っていたんですけど、どうしても上手く書けなくて;;
だから小説という形にしたのかも…^-^
「UTS大好き」って言って頂いてありがとうございました!
出来ましたら是非また遊びに来て下さいm(_ _)m


5/12にコメント頂いたK様へ
わわっ、ありがとうございました~♪
敬吾への応援、嬉しいです!
握手の件(笑)も、とっても嬉しいです!!
今ちょっとPCが100%じゃなくて手間取ってますけど、近日中にこちらも握手させて頂きますv
ではでは、その件に関しては後ほどご報告致します~!


5/12の16時頃コメント頂いた方へ
日記も読んで頂いてありがとうございます♪
海流の話は私も全然知らなくて、海のゴミはどこかに沈んでしまうんだろう、なんて漠然と思っていたのでびっくりしました。
「考えさせられる」なんて言って頂けて、ほんとに嬉しいです!
もし宜しかったら、これからも是非遊びに来て下さいm(_ _)m


5/12の夜11時頃にコメント頂いた方へ
ほんと、銃がお布団とか毛布とか、ヌクヌク出来るはずのものがある場所にあるのは怖いですよね。
話した方も、聞かされた方もしばらく辛いと思います。
「お話がどう進むのか」
是非また続きを読んで頂けたら嬉しいです!


5/13にコメント頂いたH様へ
こちらにもコメントありがとうございました!
プロザック、やはり医者が子供にも簡単に勧めるんですね…。
大抵の親はそれで子供が大人しくなるから、医者の勧めに簡単に従っちゃうんですよ(><)
ほんと怖い話です!
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2008/05/13 21:34 | エロ語以外の解説COMMENT(7)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

胸に迫ります

いつも問題提起をして下さってありがとうございます。

虐待された子供が「自分は虐待されてる」と気づくのは、恐ろしいことだと思います。だって、親は守ってくれるものだから、その親から虐待されるなど自分の価値そのものが揺らいでしまいます。

それを乗り越えるには、蛍さんのおっしゃる通り、まず親に事実を認めさせて、親だって人間で弱くて駄目な部分もあると納得することが必要だと思います。
でも、所詮子供を虐待するような親は、潔く認め、子の苦しみを受け止めるなんてしませんから. . . そこから抜け出すのに恐ろしいほどのエネルギーを必要とするでしょうね?

親になるべきではない人間に虐待される子供が一人も居なくなれば、世界は争う必要なんてなくなるのではないかって思います。

ユニセフのレターセットを購入して来たので、今から兄弟達に手紙を書こうかなと思います

No:484 2008/05/14 05:15 | キョロリ #- URL [ 編集 ]

お返事

暗い話にコメント、本当にありがとうございますm(_ _)m
というか、言いたいことが上手く書けなくて読みづらい文章、読んで頂いてありがとうございました!
キョロリさんの書いて下さった通りです。
自分の価値を自分で認められないのが一番辛いんですよね。
親は何もかも否定することで「普通」の暮らしと体面を守ろうとするから、いつまでも平行線。
この映像の中で肩を怒らせて歩き回る彼の姿を見て、どんなに有名になっても、お金があっても、才能があって人を感動させることが出来るとしても、怒りと悲しみはそんなことでは消せないんだと思いました。
キョロリさんのおっしゃる通り、こういう怒りを抱えた人が居なくならなければ、本当の平和は来ないのですよね。

レターセットでお手紙!
メールばかりで、手紙って書かなくなりましたけど、やっぱり自筆の手紙って良いですw

No:487 2008/05/14 20:59 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

お返事

R様、コメントありがとうございましたm(_ _)m
もしかしたら、私にだけ読ませて下さるおつもりでコメント下さったのではないかと思いまして、ここにR様のコメントは載せませんでした。載せても良いと確認を頂けるまでオリジナルのコメントは消しておきますね。

親だって人間だから、子供にとっては怒った親を怖いと思うことだってあると思います。
でも、そういうことと、虐待はまったく別。だから今、素敵な恋愛をして幸せな顔を見せてくれるのなら、それはお母様として優しく愛情を持って接せられた結果ですよね。
偉そうに聞こえたらごめんなさい。でも、お父様とのことに負けないでこられたのは、本当に素晴らしいと思います!

>なぜか腐女子ブログを辿っていたら

一応、腐女子ブログなんです(汗)
BL小説を書いてるもので、腐女子の日記には間違いないのですが…
時々?なブログになのです(滝汗)

No:488 2008/05/15 21:09 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

No title

虐待を受けた子が、親になって我が子を虐待してしまう・・・と聞きます。悲しいですね。育児経験の無いワタシには、子を虐待する親の精神状態がわかりませんが、確かに泣きわめく子供にイラっとしてつい手を上げてしまう・・・気持はわからなくもないです。思いどーりにならない、言ってもきかない子供への対応がエスカレートした結果でしょうか?それだけではない気もしますが・・・人間のココロの闇は誰にでもあると思いますが、本人もコントロールできない残虐性が現れてしまった結果でしょ~か?

まったく支離滅裂なコメで大変失礼しました。

うまく言葉で表現できません<(_ _)>

蛍さんのエコなお話・社会問題からBLまで、幅広いブログテーマに脱帽です。
自分のふざけっぷりが恥ずかしい・・・。

No:489 2008/05/15 22:10 | るぴ子 #- URL [ 編集 ]

お返事

言いたいことが上手く書けないのは、私の方ですっ;;
それなのにコメント頂いてありがとうございましたm(_ _)m

るぴ子さんのおっしゃる通り、親から愛情をたっぷり貰えないと、誰かの愛し方が分からなくなって、自分の子供が出来ても上手に愛せない。そういう虐待の連鎖があるから、誰かがそれを止めないといけないんだと思います。イラッとして子供に声を上げることと、子供が怪我をするほど暴力を振るうことの差は大きいし、親も自分がしてることの自覚はあるはずで、周りが気づくことで止められるケースも多いから、大人が見てみない振りをしちゃ駄目なんだってことだけ言いたかったというか…。ほんと上手く書けませんけど(涙)

腐女子ブログなので、ちゃんとテーマを決めて書けば良いのですけれど、どーも気になったことは書かずにいられなくて;;
>ふざけっぷりが…
るぴ子さんのブログにはいつも癒されています!特にだんな様とのラブラブ~(=^▽^=)

No:493 2008/05/16 21:28 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

アクセルローズについて

アクセルがライブ中にMCで、自分自身の生い立ちについて叫んだりしているところ(英語なので正確な意味は理解できませんが)
痛々しく、彼の心の傷の深さを考えると涙がでます。私も不安障害で通院中。アクセルが歌っているかぎり、自分も病気に負けず生きていこうと思っています!

有意義な記事を書いてくださって、感謝しております。

No:2130 2012/09/17 06:55 | アール #- URL [ 編集 ]

アールさん、はじめまして

こちらこそコメントありがとうございました。
私も初めてこの動画を見た時は涙が出ました。
彼の母親と養父が全て否定して彼と対立していることも、あまりに救われません。

アクセルが歌っているかぎり…
ほんとそうですよね!
この時のライブからもう20年経っていますが、色々ありつつもまだまだ頑張ってくれてます。
とても励まされますね^^

No:2132 2012/09/17 18:46 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

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