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カリフォルニア・バーニング-5

『ミシシッピー・バーニング』

っていうタイトルの映画がありました。この大げさな日記のタイトル、実はこの映画から頂いたんです。

今日はその話を書こうと思っていたんですけど、めちゃめちゃ長くなってしまいました(汗)

1988年公開の映画、『ミシシッピー・バーニング』の舞台は、公民権法が制定される前のミシシッピー州。

1964年6月、3人の公民権運動の活動家がミシシッピーで行方不明になります。

映画は、事件を調査するためにミシシッピーに捜査に来た2人のFBI捜査官が、そこで人種差別と闘いながらも、事件の真相を明らかにしていくっていうお話。

現実の事件を元にした映画ですけど、映画の中でFBIの捜査官が理想的に描かれて過ぎているし、現実と異なるっていう批判があったそうです。実は私もずいぶん前にTVで見ただけなので、映画の方は良く覚えてないんですけど(またか!)、映画自体は面白くて、結構感動した覚えがあります。もしレンタル出来るようなら、見る価値ありv



では実際に起こった事件とは?

1964年、アメリカ南部Deep Southと呼ばれるミシシッピー州では、公然と人種差別が行われていました。

人種差別撤廃を求める公民権運動がアメリカ各地で盛り上がる中、事件当時ミシシッピーには、州外から100人を超える若い学生が公民権運動をサポートするために来ていました。

その中の一人がNY出身でユダヤ系のマイケル・シュワーナーさん(Michael Schwerner)。

彼と奥様のリタさんが、ミシシッピーのメリディアンっていう町に来て、地元の黒人グループを支援し始めた途端、彼らの活動は州の保守派やKKKに目を付けられます。

そして二人の車の車種やライセンスプレートのナンバーが、保守派の巣窟である州警察の元に通報されました。

やがてマイケルさんを暗殺しようっていう計画が持ち上がります。

その最初の試みは、保守派が目をつけた黒人の教会にマイケルさんが居なかったために失敗に終わりました。しかしその晩、その教会は焼かれ、教会に居た黒人の信者の何人かは、郡の副保安官、セシル・プライスを含むKKKのメンバーに暴行を受けました。

その時オハイオ州にいたマイケルさんは、その焼き討ちのニュースを聞いて、事件の真相を調べるためにミシシッピーに戻ります。その時、マイケルさんと一緒にミシシッピーを訪れたのが、ジェイムス・チェイニーっていうまだ21歳の黒人の活動家と、アンドリュー・グッドマンっていう白人の学生運動家。

(写真↓は左からマイケル・シュワーナー、ジェイムス・チェイニー、アンドリュー・グッドマン。RIP)
schwerner

オハイオから戻ってメリディアンにあるオフィスに立ち寄った3人は、それから教会の信者の家を回って事件の詳しい内容を聞いています。

でもその夕方、メリディアンのオフィスに戻る途中で3人は、プライス副保安官にワゴンを見つけられ、適当な理由で逮捕されてしまいました。

郡の刑務所に入れられた3人は、その夜になって釈放されますが、刑務所から電話を掛けることは許されず、オフィスに戻る途中の淋しい道端でKKKのメンバーに襲われ、暴行を受けた後、撃ち殺されてしまいます。

実際に引き金を引いたのはウェイン・ロバーツ。(彼は後に10年の刑を宣告されますが、わずか数年で釈放されることになります。)

3人の死体はダムに埋められ、死体はブルドーザーで(!)運ばれた土砂に隠されました。

メリディアンのオフィスでは、夜中になっても戻らないマイケルさん達を心配した仲間が行方を捜し始め、翌朝にはFBIに連絡がいきます。

いずれは地元のKKKと学生運動家の間にこういう事態が起こることを予想していたFBIは、その翌日までに10人を越える捜査官を事件に投入。MIBURN (Mississippi Burning)と呼ばれることになった、大掛かりな捜査が始まりました。

数日の内に、3人が乗っていたワゴン車の焼かれた残骸が発見されると、軍も捜査に協力して、郡内の沼地や森の徹底的な捜索が行われました。当時のFBI長官、J.エドガー・フーバーもミシシッピー州ジャクソンに飛んできて、捜査のためにオフィスを設置することを宣言。

最終的にはKKK内部からの告発によって、FBIは3人の死体を発見。やがて19人が逮捕されます。

でも、まずミシシッピー州政府が起訴を取り上げることを拒否します。次に連邦レベルで起訴された連中も、殺人罪ではなく、公民権法違反で起訴されて、罪に問われた人間もわずか数年で釈放されてしまいました。

ここら辺の事情はどうも良く分かりません。ブルドーザーで死体隠蔽を行うくらいで、殺人に加担した連中は自分達のしたことを大っぴらに周りの人間に話していた。目撃者もいたし、証拠は山ほどあったはずなのに、なぜか誰も殺人罪では起訴されなかったんです。

マイケルさんの奥さん、リタさんは「白人が2人犠牲になっていなかったら、ジェームス(黒人の被害者)だけが殺されていたら、これは事件にもされなかったはずだ。」そう言っていたそうです。

英語ですけど、この事件についてはこのサイトに詳しく載ってます。

http://www.law.umkc.edu/faculty/projects/ftrials/price&bowers/Account.html

それから40年後、ようやくこの事件の新たな調査が行われ、事件に深く関わっていたとされるKKKの元牧師(!)、79歳のエドガー・レイ・キラン(Edgar Ray Killen)が故殺罪で20年の刑を宣告されました。

それにしても40年は長すぎましたね…。プライス副保安官も、その上司のローレンス・レイニー保安官も、ウェイン・ロバーツも、主な容疑者は既に亡くなってしまっています。

(写真↓はプライス副保安官(左)とレイニー保安官(右)。1967年の裁判おける罪状認否手続きの当日。本人達も、後ろにいるKKKの仲間と思われる連中も、裁判を舐めきってるのが態度で分かります。)
CP&RAINE

せめて映画が作られた1988年、20年前に裁判のやり直しが行われていたら、と思わずにはいられません。

州民を守るべき州警察が、州内でのリンチや殺人に深く関わっていたこの事件。今ではありえないことだと言いたいところですけど、そう言い切れないのが恐ろしいところ。

テネシー州メンフィスの刑務所では、警官がトランスジェンダーの女性に暴行してるシーンがセキュリティ・カメラに捉えられました↓


売春で逮捕されたトランスの女性に「オカマ」とか「男女」って呼びかけて、「それは私の名前じゃない」って口答えされた途端、殴りだしたそう。周りに居る人間も誰も止めないし、もう一人の警官が出てきて、抵抗する彼女の肩を押さえつけてる。

カリフォルニアのカーン郡では、ゲイ婚に反対するあまり、郡が結婚許可書を発行するのを拒否してるそうです。同性のカップルだけに許可書を発行しないわけにはいかないので、結婚許可書の発行を全てストップしてるとか。

カリフォルニアの他の郡でも、事務員が「宗教上の理由」で、同性婚のためのライセンスを発行することを拒否した場合、そのために解雇されたりってことはないらしい。

例え直に誰かを殴りつけなくても、公けの場所で他人の権利を否定することが、偏見を容認するスタートになる。

そして偏見が最後に行き着くところは暴力。

だから結婚許可証を発行したくないって言ってる人に、もっと自分達の行動の意味と影響を考えるように指導して欲しい。「宗教上の理由」ならしょうがない、って簡単に許すのはおかしいですよね?

11月4日の選挙で、保守派が通そうとしてる州憲法改悪案はProposition 8。

"Only marriage between a man and a woman is valid or recognized in California."
「カリフォルニアで正当と認められるのは男女間の結婚のみである。」

カリフォルニアにお住まいで選挙権のある方、11月4日には、Proposition 8にNoと投票しましょう!

日本にお住まいでカリフォルニア出身のお友達がいらっしゃる方、absentee ballot(不在投票?)が出来ますので、ぜひ投票するように勧めてあげて下さい♪

この投票は大統領選と重なるから、海外に居ても投票する人は多いと思うんですよね。

ロサンゼルスタイムズに載ってたこちらの記事には、このProp 8が負ける可能性の方が高いって書いてありました。

理由としては、若い世代程ゲイ婚に抵抗がなく、今回の大統領選が予備選の時から大きな注目を浴びているだけに、そういった若い世代も今回の選挙にはどんどん投票するから。

本当にそうだと良いなあ~^▽^

ちょっと暗くなったので、最後に可愛いつべを貼っておきます。タイトル:「これは僕の!」


性格の良いワンちゃんだ!(笑)
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2008/07/16 20:19 | ゲイ婚COMMENT(8)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

『ミシシッピー・バーニング』見る価値ありそうですね。南部のKKKの話はいつ聞いてもぞっとします。LA在住の友人がいますが、どっちに投票するか聞いてみます。

ちょっと弱気なワンちゃんはまさかへたれ攻めタイプ?腐った妄想が先行する自分がいました…

No:663 2008/07/17 09:34 | tategoto910 #- URL編集 ]

偏見と悪意

ミシシッピー・バーニングは恐怖映画ですね。現実に起こった恐怖を描く. . . あまりにも怖くて、絶対アメリカ(ハワイも含む)には旅行しない!!って決意したくらいです。

事実に基づいたお話ってことは知っていましたけれど、詳しい話は知りませんでした。事実は映画よりもっと恐ろしいですね。. . . 人が人に対して抱く悪意。悪意を持つ人間が集まり、それを当然だと奢る気持。どうしても理解出来ません。

でも、蛍さんのおっしゃる通り若い世代の柔軟で偏見の無い考えで、世の中を悪意を消せると良いですね!!

猫~!!強い。邪険にワンコの鼻面を払いのける!!ワンコヘタレ説に一票です!!

No:664 2008/07/17 15:09 | キョロリ #- URL [ 編集 ]

お返事

暗い上に長い話を読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
本当にゾッとする話ですよね…過ぎ去った過去の話と言い切れないところが怖い;;
>LA在住の友人が
おおっ!貴重な一票は果たしてどちらに?

へたれワンコ攻め!?
それは思いつきませんでした~!
そう言われてみれば、確かに「へたれワンコx強気ネコ」ですねっ(爆)

No:666 2008/07/17 20:39 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

お返事

>絶対アメリカ(ハワイも含む)には旅行しない
そういう意味では、田舎の方が怖い気がします。
ハワイとかサンフランシスコは…まさか大丈夫?

>悪意を持つ人間が集まり、それを当然だと奢る気持
キョロリさんの、おっしゃる通りです!
今回、この予告編を初めて見たんですけど、FBI捜査官役のウィレム・デフォーが“What's wrong with these people?”って言ってるのを聞いて、その通りだと思いました。
同じ人間をこんな風に扱える連中の頭の中身は理解不可能です。
今はもうこんなことは絶対に有り得ないって言えると良いんですけど…

キョロリさんも、へたれワンコx強気ネコに一票?(笑)
この我儘なネコと、大きな身体の癖にへたれなワンちゃん、可愛いですよね♪

長くて暗い話にコメントありがとうございました!

No:667 2008/07/17 20:40 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

うう。

差別と偏見って、日本から出たことがない私にはすごくなじみの薄い話で、すごく衝撃を受けています。

私はUTSがものすごく好きなんですが、UTSが好きな理由の一つに、祥平と敬吾が全く違う人間だっていうことがあるんですね。
祥平が見た目は日本人でも中身はほぼアメリカ人っていうのもあって、価値観とか、ものの見方とか、育ってきた環境とか、ほんとにぜんぜん違う者同士が惹かれあって、ぶつかり合って、でも大切に愛を育んでいく・・・。
それが、ものすごく好きなんですね。

UTSや蛍さんのブログをを通してアメリカ社会を垣間見ている気になっていた私にとって、アメリカという国は(過去はともかく現在は)そういう別々な人間同士が理解しあえる、愛しあえる国だと思っていたので、すごくショックです・・・。

キリスト教ってのは博愛じゃないんですかね???


そして、遅くなりましたがUTSの連載、お疲れ様でした。
もう日曜の楽しみがなくなってしまうと思うと、ものすごくさびしいのですが、きっとまた第三部にお目にかかれると信じていつまでも待っていますね。
ブログもお休みされるということで、いつも楽しみに読んでいただけにものすごく寂しいです。
蛍さんのゲイ婚に関する話題や銃の話題、今回のような人種差別の話題などは日本にいるとなかなか身近に感じることはないので、いろいろ考えさせられて、すごく勉強になりました。ありがとうございました。

それにしても明後日のUTS番外編更新の後はしばらく祥平と敬吾に会えないんですね…。
ああ、さびしい。ほんとにさびしい。
二人がおじいちゃんになるまで書き続けてほしいです・・・。

それでは、長々と(ダラダラと)失礼しました(>_<)

追伸。キアヌに興味ないというか、欧米系の顔はあんまり好みじゃないみたいです…。
リバーの方がアジアの香りがしませんか?
そんな私の大好き男優は故レスリー・チャンです。
『ブエノスアイレス』大好きです。

No:669 2008/07/18 06:33 | まご #- URL [ 編集 ]

お返事

暗くて長い記事を読んで頂いてありがとうございました!
リンチや殺人にまで行き着く差別は本当に恐ろしいです。
この記事を書いた後で、サンフランシスコのKKK支部(!)が、「白人のクリスチャン文化」を守るためにチラシを配っていたって聞いて、びっくりしました。
ほんと冗談じゃないです!
アメリカという国…割と長く住んでるんですけど、未だに分からないことが多いです。
まごさんのおっしゃるように、色んな文化、習慣、人種の人間同士が理解しあえる、愛しあえる国という面も勿論あるけれど、自分達と違う相手を排他しようとするタイプの人間も居るんですね。
どんな宗教も、愛と寛容と許しを説いていると思うんですけど、本来は美しいその教えが、憎しみを広める言い訳に使われているのも悲しいです。
だからもし心の中の偏見を消すことができないなら、せめて人を差別しようとする法律だけは阻止すべきだと思いました。

UTSにも素敵な感想ありがとうございました!!

>祥平と敬吾が全く違う人間だっていうことがあるんですね。
UTSで一番書きたかったのはその辺なので、そうおっしゃって頂けるとすっごく嬉しいですっ(感涙)
書きたいことが上手く書けなくて、伝わらないことが一杯あると思うんですけど、そんな風におっしゃって頂けると、分かって下さる方が居てくださるんだ、ってものすごく励まされます!
サイトやブログを休止して、一番寂しい思いをするのは、間違いなく管理人本人です(><)
少し落ち着いたら必ず続きも書いて、きちんと3部で完結させますので、是非また遊びに来て下さい!

>二人がおじいちゃんになるまで
番外編とかで色々書いていくのも楽しそうかも~^▽^

書きたいことは色々あるので、ブログだけでも続けたいと思ったのですけれど、そうするといつまで経っても小説が書けそうにないので、一緒に休止することにしました。
話があちこちに飛んで、読んで下さる方に失礼だし、申し訳ないっていつも心配してるので、いろいろ考えさせられた、なんて言って頂くと本当に嬉しくて、ホッとします。

>欧米系の顔はあんまり
なるほどー。キアヌのお父さんは中国系なのに、リバーの方がアジアの香りって面白い!
感覚の問題なんですね、きっと♪
リバーの方が妖しい、というか危ない感じがする…。

レスリー・チャンが亡くなった時、たまたま香港出身の子と話してたんですけど、彼女によれば彼には長年連れ添ったパートナー♂が居たそう?
Farewell My Concubineっていう映画は見たんですけど、『ブエノスアイレス』はまだ見てないので、今度DVDを借りてみます♪
教えて頂いてありがとうございました~^▽^

No:670 2008/07/18 20:56 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

いつも丁寧なお返事ありがとうございます~(*^_^*)

キアヌが欧米系でリバーがアジアの香りと感じる理由を考えてみたんですが、どうも『鼻』な気がします!!

リバーの鼻ってちょっと丸いし上向きとまではいかないけど、すっと通った鼻筋とは言えずアジア人ぽいかも…と。
その点キアヌの鼻にアジアの香りはないし、整いすぎて人間味を感じないのかもです。
整いすぎたものより、どこかに破たんやムラがある方が
好きみたいです~。

レスリーチャンは、きちんと公言はしていなかったけれどずっと連れ添ってた方がいたみたいですね~。
手をつないで歩く写真とかも検索すれば見れると思いますよん。
でも、自殺の理由がその男性と別の若い男性との三角関係に悩んで…みたいな記事を読んだことがあるので、その写真見ると切なくなります…。

ブエノスアイレス、ぜひ見てほしいです!
覇王別姫は作品としては素晴らしかったけど、レスリー個人の魅力としてはどうなの??と思うところもあるので、ブエノスアイレスを見ていただければまたレスリーの印象もかわると思います。
相手役のトニーレオンもとても素敵な男性なので、二人を見るだけでこの映画を見る価値はあると思いますよ!!

No:671 2008/07/19 06:57 | まご #- URL [ 編集 ]

お返事

こちらこそ、コメント本当に嬉しかったです^▽^

>整いすぎて人間味を
そう言われてみれば!
キアヌってhack(大根役者?)って悪口を言われることが多いんですけど、顔が整い過ぎてて表情がいつも同じせいかもしれないですねー。
確かにリバーの方が親しみ易いし、感情移入し易いかもv

>自殺の理由が
そうだったんですか…本当のところは本人しか分からないんでしょうけど、まだまだこれからっていう時に、すごく残念です。
ブエノスアイレス、英語のタイトルはHappy Togetherでした!
どれだけブエノスアイレスで検索しても見つからなかったんですけど、そりゃタイトルが全然違うって!
けど『一緒にハッピー』なんて、コメディのタイトルみたいじゃ…
中国語のタイトルは『春光乍洩』なんですって。
ダークな雰囲気の映像に見えるので、『ブエノスアイレス』が一番ぴったりな気が…って、中国語のタイトルの意味も分かりませんけど(汗)
滲み出す春の光?違うか…^-^;
とにかくやっとタイトルが分かったので、何とかレンタル出来そうです♪
(つべで見たら、Happy Togetherって、主題歌のタイトルでした。カッコいい~v)

No:672 2008/07/19 12:49 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

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