スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- | スポンサー広告  TOP

深読みソフトボール

先週、オバマ大統領によって最高裁判事として指名されたエレーナ・ケーガン訟務長官。
264Elena Kagan

ソニア・ソトマイヨール判事に続いて、オバマ氏による二人目の女性最高裁判事の指名で、上院で彼女が無事承認されれば、史上4人目の女性最高裁判事の誕生となりますv

そんな彼女の指名を受けて、ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が掲載したのがこちら↓のお写真。
264kagansoftball

そう、彼女が楽しそうにソフトボールしてるところ…

ですよね?

しかし、1993年に撮られたというこの古い写真をわざわざ選んで載せたことで、この後、WSJは、

「この写真を選んだことに特に深い意味はない。」

と弁解するはめになりました。

なぜかというと…

「ソフトボール好きな女性=レズビアン」

という「一般常識」があるかららしいのですっ;

ケーガン訟務長官は現在50歳ですが一度も結婚暦がなく、彼女がゲイじゃないか、という噂は指名される以前からあったらしいのですが、

「わざわざこの写真を紙面に載せる=彼女がゲイだとほのめかしている」

ということになるらしいのですね…;

元NY知事のエリオット・スピッツァーは彼女のハーバード・ロースクールでのクラスメイトだそうなのですが、今回彼はケーガン訟務長官の「弁護」に回って、

「彼女はゲイじゃない。」

と「保証」してくれているそうです。

自分の娘と同じ年頃の若い娼婦に1時間5千ドル払っていたことがバレて、知事を辞任する嵌めになった、あのエリオット・スピッツァー元知事が…です…;

あんな男に何をわざわざ「保証」してもらう必要が…?

><;

この噂に対してホワイトハウス側も、彼女はゲイではない、と否定する声明を出し、

「なぜそれが問題であるかのように否定するのか?」

と突っ込まれると、

「こちらから聞いたのではなく、彼女の方から進んで話してくれた。」

と釈明しているそうです。

ヽ( ̄д ̄;)ノ

なんか色々と虚脱した…。

彼女はプリンストン大学卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得し、ハーバード・ロースクールを修了した後は、最高裁判事の判事補佐となり、シカゴ大学ロースクール教授を経て、上院司法委員会特別顧問を務め、クリントン政権の法律顧問となり、そしてハーバード・ロースクールの学長に就任しているそうです。

判事の経験こそないものの、この輝かしい経歴!

50年間の人生で、誰にも文句を言わせないキャリアを積み上げてきて、大統領から最高裁判事としての指名を受けたかと思ったら、キャリアと何の関係もないどーーーでもいいい噂を否定する嵌めになるとは…。

この方は、DADT(軍人のカムアウトを禁じる法令)に反対された経歴があるため、ご自身がゲイであるとすると、この先もLGBTをサポートする法案を無条件に支持するのではないか?と思われているのかもしれませんけど、そういう理由より、もっと単純な差別を感じます。

「結婚していないのには必ず何か理由があるはず!」

みたいな?

カリフォルニア以外の州では少し違うかもしれませんけど、仕事の面接をする場合、面接官がアプリカント(求職者)に決して聞いてはいけないことが幾つかあります。

その一つがMarital Status、つまり結婚しているかどうか。

もちろん人種や国籍、宗教、ジェンダー、性的指向、年齢、障がいの有無について聞くのも差別とみなされます。

実際に面接すれば分かることもありますけど、でもはっきり問い質すのは論外!

子供がいるかどうかも聞いてはいけません。

これまでの仕事の経験等、その仕事を遂行する能力があるかどうかを判断するための質問しかしてはいけないのです。


去年のソトマイヨール判事を含めて、アメリカ建国以来、トータルで111人の最高裁判事が任命されているそうですが、何とそのうち106人が白人男性で、女性はソトマイヨール判事を含めて3人。黒人の判事はたった2人。

ケーガン訟務長官が任命されれば、220年間で4人目の女性判事、そして最も若くして任命される判事となります。

この方の経歴その他について詳しく知っているわけではありませんけど、少なくともここで彼女が結婚してるかどうか、ゲイかどうかについて聞くのは馬鹿げているし、危険なこと。

これから上院で彼女を承認すべきかどうか審査する公聴会(Confirmation Hearings)が行われますけど、その場で彼女にどんな質疑がなされるのか…。

同性婚に賛成か反対か?
DADTには?
ENDA(LGBTに対する雇用上の差別を禁じる法律)は?

そういう特定の問題に対する彼女の法律家としての意見を聞くのは良いです。(こういう質問には大抵、特定のケースを吟味してみないと分からない、と言って逃げるのが普通だそう。)

でも上院公聴会といういわば国の職業面接で、彼女自身の性的指向を聞くのは絶対に許されるべきじゃない。

まさかとは思いますが、誰一人そんなことを問題にもしないように願うばかりです。

スポンサーサイト

タグ : エレーナ・ケーガン

2010/05/20 20:12 | ニュース・その他COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

ソフトボール好きな女性=レズビアン

そうだったんですかぁぁぁー!

私、前出の偽善エロオヤジG・Rekersのお笑いNewsが
すっかり気に入っちゃって、毎日のように見てたら、
(英語は半分も分からないけどw)ケーガンさんのニュースをやってたんですよねぇ。
何であの写真がゲイ疑惑なんだろう??と凄く不思議に思っていたのですが、あちらではそうだったんですねぇ。あのおっちゃん、最後はピーナツジェリーサンドまで食べてHぽく風刺?してました。彼、最後には「She was a prostitute」と言っていたけれど、あれも二重の意味か何かあるのかしらん。

いずれにしても、アメリカでもまだまだ男女差別や
独身差別などがあるんですねえ。
わたし、その昔に米で国内便に乗った時、
隣のジイさん(どうも退役軍人ぽかった)が
「隣にジャップが座ってるので、食欲なくなったからいらん」って食事を拒否したことがあります。初めて訪れた米国でジャップって言われて凹みましたー!泣(めったにそんな事言う人はいないとみんな言ってたけど)
ある意味、人種差別されると言う貴重な体験でしたが。

ケーガンさん、いろんな意味で頑張ってほしいですねぇ。最高裁判事候補の男が独身だったら、ゲイ疑惑でこんなに騒がれることはないような気がします。(もしゲイでも見過ごされそうな感じ)

No:1732 2010/05/21 07:24 | 猫屋敷ふね #AQfJdVC2 URL編集 ]

わかりましたー!

蛍さんのブログを読んでハタと気が付きました!
前のコメントの「娼婦」の意味!w
たしか「スピッツァーは彼女はストレイトって言ってるよ、本当は娼婦ってね」みたいな発言だったので何か「娼婦」って言葉に二重の意味あるの??と疑問だったんですけどw
エリオット・スピッツァーがそういうことしてたから、
それを皮肉って言ってたのねー!
時事的な事、知らなかったので???の私でした。
あーーー、スッキリしました!w

No:1733 2010/05/21 22:07 | 猫屋敷ふね #AQfJdVC2 URL編集 ]

ふねさん、こんばんは

なんかそうみたいなんですっ;
でもみんなでするスポーツって楽しいですよね?
私は下手だからしませんけど(汗)、もう少し上手かったら絶対好きだと思うなー。

お笑いニュース楽しいですよねっ♪
そしてほんとだ!ケーガンさんのニュースもやったんですねww
「ソフトボールとレズビアンはピーナッツバターとジャムみたいに切り離せない。」
という記事を紹介した後で、じゃあピーナツジェリーサンドをこうやって食べる僕って…?
って言いながらベローって舐めてますwww
いわゆる「百合妄想」をおちょくってるって感じでしょうか?^^
エリオット・スピッツァーについてはその通りです~。
彼に保証されたんなら、ストレートっていうよりほんとは娼婦なんだよ、って…;

法曹界にはカムアウトしてるゲイやレズビアンの弁護士や判事さんが沢山いらっしゃいますので、本来なら問題にされることじゃないはずなんですが…。
むしろそろそろ最高裁の判事に堂々とカムアウトしてる方が選ばれていい頃だと思いますvv

ジャップって…いくらなんでも面と向かってそんなことを言う人はほんと珍しいです;
でもそう思ってる人はまだまだいるのかもしれないってことですね…><;

No:1734 2010/05/22 07:27 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

秘密の拍手様へ

おもしろかったでしょうか?
ありがとうございますvv

No:1735 2010/05/22 07:28 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

こんにちわ~

先日は小説にコメントありがとうございました。
「雄臭い」って言われてすっごい嬉しかった私です^^;

あのキャラが教員なので、バレたらどうなるのかなっていうか失業かなあ、とリアルに心配することがよくあります。
が、本来
「あなたは誰とヤリたいですか?」って、公の場、職業の場で訊くことじゃないですよねっ!!
「返答次第で対応を変えさせて頂きます」って変ですよね!!

アメリカもまだそうなんだ~って変にしみじみしました。
風刺キャスターの鋭さはそれなりに面白いですが。日本ではそこまでからかわないでしょう。
それだけ言われちゃう国でカムしてる皆さんの勇気に敬服します。

今日も勉強になりました。ありがとうございました^^

No:1737 2010/05/27 05:41 | misia2009 #- URL [ 編集 ]

misiaさん、こんばんは

ほんと未だにこういうことで騒がれるのかって思いました;
ウォールストリートジャーナルは「ちゃんとした」経済紙のはずなんですけどね;;
この方は保守派の議員にも評価が高いらしいので
まさか審問会でそんな質問はされないだろうと思ってますが…。
ほんとプライベートで誰と付き合おうと仕事には関係ないですよねっ!

そうなんです!お笑いニュース番組にも取り上げられていましたw
そもそもソフトボールがなぜレズビアンに直結するのか?
みたいなことから発展して、ウォールストリートジャーナル紙を散々バカにしてましたww
まあ、あのくらいは叩いてくれてもいいですよね^^

こちらこそご訪問&コメありがとうございました~。

No:1740 2010/05/28 22:09 | 蛍 #- URL [ 編集 ]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。