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一休み

UTSの第一部をなんとか書き上げましたので、更新をしばらくお休みしようかと思っています。

11月頃に、もう一つの長編「微熱日記」の第二部を再開する予定。

これまでメールを送って頂いた皆様、本当にどうもありがとうございました。受けが年でも大丈夫、年下攻め大好き、へたれっぷりが良い、って色々言って頂いてすっごく嬉しかったです。

この話の紹介文がちっとも思いつかなかったんですけど、二人の噛みあわないところが面白いって言ってくださった方がいらして、その方のコメントは某サーチ様での紹介文にも使わせて頂きました。あらためてお礼を申し上げます。

拍手ボタンがあれば良かったのに、っていう御指摘も頂きましたので、やっと付け方を学んでポチっと押せるように致しました。(押して頂けると大変嬉しいっ!)ついでにお礼ページから、メルアドがなくてもコメントが送れるようにして、そのページを別窓で開く方法とか、ハイパーリンクも学んだ。

こういうことは全てサイトを開く前に学ぶべきだったと反省してます(*_*;)

そしてUTSを今回書いてみて、私ってアメリカもアメリカ人も結構好きなんだなあって、あらためて思いました。

最後にハーベイ・ミルクのドキュメンタリーについて書きましたけど、これ、以前にPBSっていう公共放送で見て、大泣きしたんです。

ハーベイ・ミルクを語る人々の言葉にも、彼を直接知らなかった人々の行動にも、全てに感動した。

"If a bullet should enter my brain, let that bullet destroy every closet door."
「もしも弾丸が私の頭を打ち抜くとしたら、その弾丸は全てのクローゼットの扉を叩き壊す。」

死を予感していたかのようなこの彼の言葉。

自らの死によってクローゼットに篭る全てのゲイを解放出来る。

そう信じていた彼の願い通り、この事件が起こったことによって、彼の存在を知らなかったアメリカ中の人々、田舎の小さな町に住むゲイの若者達にも、彼の死と共に、彼のメッセージが伝えられていきました。

ゲイの殉教者、gay martyrっていう言葉はあんまり好きじゃないけど、その人の存在が残された人々を奮い立たせるっていう意味では、彼はそう呼ばれるのに相応しい人。

いつか自分を憎む人間に殺されるかもしれないって予感してたのに、ドキュメンタリーの中で一番印象に残るのは彼の笑顔。

彼はゲイであるだけじゃなく、ユダヤ人でもあったんです。多分、親の世代から差別や偏見と闘う術を学んできたんですね。そういうものに負けちゃいけないって。

彼と一緒に暗殺されてしまったマスコーニ市長はイタリア人。暗殺者のホワイトはアイリッシュ。

どちらもサンフランシスコで育ったカトリック教徒なのに、マスコーニ市長はゲイやマイノリティに理解があって、ホワイトはそういう連中が許せなかった。

ゲイとかそうでないとかいう以前に、人としてどう生きるべきかってことを考えさせられるドキュメンタリーです。

今度、ショーン・ペンがミルクを演じて、彼の生涯が映画化されるそうなんで、一応タイムリーな話題だったかも?でも多分フィクションは、このドキュメンタリーには適わないんじゃないかなー、と思ってしまう。

それからブロークバックについては、敬吾がブツブツ言ってますけど、私はこの映画も結構好きです。実写萌えは滅多にしませんが、これは結構いけた(^_^)

この映画の背景に登場する美しい山々は、ワイオミングにあるグランド・ティトン国立公園。私は行ったことないんですが、イエローストーンから車でほんの2時間ほどだし、立ち寄る価値はあるって友達が言ってた。

その友達は中西部出身の白人なんで、アメリカンなこと(?)が好きで、牧場で馬に乗ったりっていうカウボーイ体験ができる、DudeRanchっていうツアーについても教えてくれました。ちょっと変わった観光がしてみたいっていう方にはいいかも。ブロークバック気分が味わえそう?

それで、休憩中もこの日記だけはボチボチ更新して、UTS連載中に説明不足だったこととか、後から思いついたことなんかを書いてみたいと思ってますので、もし宜しかったらたまに読みに来てやって下さい。

とりあえず次は、敬吾の年と市民権について書いてみます。

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タグ : ゲイ

2007/10/13 19:33 | ちょっとBL・ゲイCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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