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皮の祭典

あけましておめでとうございます!

ああ、でもお正月って言っても、毎年ちっとも盛り上がりません。

一応、大晦日に掃除はして、年越しそばとか作ったら、それでお終い。今日も初詣に行けるわけでもないので、家でゴロゴロしたら明日からもう仕事です。

折角のお休みも、終わってみればあっけない(涙)

でも本サイトの方は素敵イラストを飾らせて頂いて、お正月モードなのです♪

可愛い乳首の彼は、『真冬の白昼夢』の秋津さんがお正月用に配布して下さっているイラスト。今回は携帯でも見られるように小さめに飾ったのですけど、秋津さんのサイトではこの美しいイラストがフルバージョンで見られますw

(秋津さん、いつもありがとうございますっ!)

で、新年早々なんですけど、今回も「マフラー」で引っ張ります。

あ、「マフラー」っていうのは「リアルゲイ」っていう意味です(←嘘っ!)

これねー、ガイドブックとかに載ってるんですよ(*_*;)

Fxlsxm Street Fair (x=o)

でもこれ、「サンフランシスコ観光だ、わーい!」って見に行くようなものと違う気がするんですけど?

(もし宜しければ『続き』を押して残りの記事をお読み下さい。拍手のお返事もそちらでw)

これは「リアルゲイ」っていうよりも「ハードゲイ」のお祭りです。女性も沢山いるからゲイだけじゃないんだけど、要するにレザーに身を固めたSM愛好家の方々の集まり。

参加者の方々は、おケツとかおチ○チ○、おっ○いをわざと丸出しにして、強調させるファッションでウロウロするため、その場にいると、余り見たくないものを目にすることになるらしい。

他では手に入りにくいエログッズを手に取って選びたければ、そういうブースも沢山あるとか。つーか、ブースによっては、実際に使ってるとこを見せてデモンストレーションしてるらしい。ア○ルバイブとか;;

このイベントのオーガナイザーは、SFゲイ・コミュニティのドン(?)Sisters of Perpetual Indulgence。

この場合、シスターっていうのは、カトリックの尼僧のことで、perpetualは永続するとか、永遠に繰り返す。で、indulgenceっていうのは、indulgeが何かに耽るっていうような意味だから、無理に訳せば、「悪徳に耽り続ける尼僧達」っていうような意味になるのでしょうか?

べったり白塗りの化粧をして、尼僧の格好をしたドラッグ・クィーンの方々↓が自分達をそう呼んでます。

sisters

私はダイアナ妃が亡くなった時に、彼らを初めてTVで見ました。

「彼女はエイズ患者を軽蔑すべき人間ではなく、同情され、温かく受け入れられるべき人間だと、初めてパブリックに示してくれた人だった。」

そんな風に涙ながらに語ってた記憶があります。でもカメラの前ですごーく浮いてたから、一緒にTVを見てた友達に「この人達なんなの?」って聞いたら、「Sisters of Perpetual Indulgenceだよ。」って教えてくれた。

それから、時々TVで見かけるようになったんですけど、昨日書いた、ピンク・サタデーのパーティやイベント、そしてこのFxlsxm Street Fairも彼らが仕切ってます。

正確にはSisters of Perpetual Indulgence,Incって会社組織みたいな名前だから、そういったイベントで寄付金や参加費を集めて、その用途を決めたりもできる、ちゃんとしたチャリティ組織(?)みたい。

最近、ラジオのニュースで、保守派のカトリック教徒の何とかさん(名前聞き逃した;;)って人がインタビューされてて、

「カストロにあるカトリック教会の神父を叩き出してやる!」

みたいなことを言ってたんで「何だ?」と思ったんですけど、原因はこのシスター達にあったよう。

どうやらカストロにある歴史と伝統あるカトリック教会で、神父がシスター達に祝福を授けたことがマスコミにすっぱ抜かれて、LGBT以外のカトリック教徒の神経を逆撫でしたらしいんですね。

「卑猥なイベントを推進し、尼僧のコスチュームで教会を貶めるような変態共に祝福を授けるとは何事!」

そう責められた神父さんは、「彼らが誰だか知らなかった。」とか言いつつ、一応謝ったらしいんですけど、それで納得出来ない教会関係者が、未だに神父さん達を更迭しようとしてるみたいです。

彼らによると、

The "Sisters" were heavily involved in the recent Fxlsxm Street Fair which in addition to full nudity and public sex acts by homosexuals involved included a mockery of the Last Supper with Christ and his apostles represented by leather-clad homosexuals.

「シスター達は最近も、ホモが裸でうろついたり、人前でセックスしたりする上に、に身を固めたホモがキリストや使徒達の真似をして、最後の晩餐を馬鹿にするFxlsxm Street Fairにも関わっていた。」

らしいんですよ。

まあ図書館でやっちゃうくらいだから、SM祭りだったらもちろん(?)人前でもやるんでしょうか?プライド・パレードでも丸出しの人は結構いましたけど…バスの窓から中を覗いたら危なかったかもしれないし。

とにかくこれ、普通の観光客が行ってどうする?っていうようなイベントだと思うんですけどねー?ガイドブックに載せるなら、そこら辺はきっちり書いておかないと、プライド・パレードと同じだと思って行くと痛い目に遭うかも。

でもそう言う教会関係者の人達は、見に行ったんですかね…イヤイヤながら?(笑)

ちなみに問題の『最後の晩餐』風のポスターはこれです↓

folsom

まあねえ…。

宗教が自分達を受け入れない。だから宗教を認めない。

でもここまでin your face(顔の前に突き付ける、つまりわざと相手を怒らせる?)だと、わざと喧嘩売ってるって感じも…。

ストリート・フェアって言うだけあって、歩行者天国みたいに道端でやってるわけだから、子供がその場にいるのも写真に撮られていて、保守派にはゲイ・バッシングのいい口実みたい。ただ、イベントそのものは好きな人が好きなことをしてるだけで、平和に明るく行われていて、問題が起きたことはないみたいです。

観光客がウロウロしてても、「見て見て!」って感じで、写真を撮ったりしても怒られたりしないみたいだし。もちろん誰も関係ない人を襲ったりなんてしない。

そういう意味では、こういうイベントを行うシスター達の手腕は、サンフランシスコ市によって高く評価されてるとか。

「じゃあ是非行きたい!」

っていう勇気のある方。毎年9月最後の日曜日に行われているそうですので、今からホテルの予約をどうぞ?

いや、早めに押さえておかないと、この通りの近くのホテルとか混むらしいんですよね、このフェアのある時期…レザー・ファッションの方々で…^-^;

新年早々こんな感じですけれど、「マフラー」に関しては、もう少し引っ張ろうかと思いますので、お付き合い頂ければ幸いでございます(汗)

こんなんですけど、出来れば本年もどうぞ宜しくm(_ _;)m

(拍手パチパチありがとうございましたっ!メアドを頂いた方には、メールでお返事させて頂きました。以下はコメントのお返事(反転)
月曜日にコメント頂いた方へ---おじさま視点、大丈夫で良かったです。アキちゃん読んで頂いてありがとうございました。可愛いって言って頂けると本当に嬉しいです♪これからも宜しくお願い致します。
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タグ : ゲイ

2008/01/01 16:57 | ちょっとBL・ゲイCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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